入門編3 【 不動産購入の資金とは? 】
今回は、収益物件を購入する際の資金についてお話しします。
収益物件と言っても、数百万円のワンルームマンションから、
億単位の一棟アパマン迄その種類は様々です。
でも、資金調達の手段は次の2つしかありません。
それは、
- 全額自己資金
- 自己資金+金融機関からの借入
このいずれかしかありません。
1の全額自己資金(=自己資金)の場合は、
- 現預貯金
- 退職金
- 住まいや相続不動産を売却した資金
- 親からの贈与
など、まとまった資金が考えられ、
購入可能な収益物件の予算は、この自己資金金額の範囲内に限定されます。
ストレートに言うと、用意できる金額が、購入できる物件の予算と言うことになるのです。
2の自己資金+金融機関からの借り入れについては、
金融機関からの借入を利用することで、1の自己資金以上の収益物件を購入する事が可能となります。
ロバキヨさんが書籍の中で、レバレッジを利かすと説明していますね。
但し借入をすれば、返済義務も発生しますので、返済期間や金利などの
諸条件については良く考慮してお決めください。
無理な借入により賃貸経営を圧迫し、毎年の収支がマイナスとなり、
あなたの不動産投資が破綻する事もありますので、注意が必要です。
これをリスクと言います。
また、
売買価格全額を借入出来るフルローン
売買価格+購入諸経費迄借入可能なオーバーローン
という借入方法が、あたかも一番儲かる必勝方法であるかのように語られ、
つい最近迄大流行していましたが、これの是非についてはあまり語られていませんね。
レバレッジを効かせすぎると、リスクは大きくなる
=
返済が多くなり、毎年の収支が圧迫される
物件購入に一生懸命になってしまったあまりに、この事が忘れ去られる事が
よくありますので、ご注意頂きたいと思います。