入門編6 【 不動産投資の利益とは? その2 】

前回の続き不動産投資の利益・キャピタルゲイン編です。

実は、不動産投資の成否はこれに掛かっています。
また不動産で大きく資産形成が出来るのは、これがあるからなのです。

前回長期間に渡って、アパマン経営のインカムゲインで、利益を出すのは、
いかに困難であるかをお書きいたしました。

  1. 家賃が利益の先取りに過ぎない事
  2. 後から支出が矢継ぎ早に追いかけてくる事
  3. 税務構造上の問題で、借金が多い人は、債務超過&勘定合って銭足らずの状態になる事

等から、その困難さを証明致しました。

普通に考えれば、

  • 築年数が古ければ、古いほど、・・・・修繕費用
  • 借金が多ければ多いほど、・・・・構造上キャッシュアウト
  • 借り入れ条件が(金利高など)悪ければ悪いほど、・・・収支悪化

賃貸経営のチェックメイトは早まるはずです。

冷静に考えても、ハイレバ、築古物件の長期保有が良いなどと言う
嘘ばかりの投資手法は早くやめた方が良いでしょうね。

では?

インカムゲインがあまり期待出来ないとするならば、
キャピタルゲインの方はどうでしょうか?

実は、こちらの方が期待できるのです。

昔から、買って売って、売却益を得るという方法も然り。
現在では、不動産ファンドが投資した額に対して、どのくらいのお金が戻ってくるのか?

それを年利にすると ?%という方法も然り。

後者の場合、買った値段よりも安く売れたとしても、
借入比率や融資期間の長さによっては、儲かる投資が可能となるのです。

とすれば、
出口から逆算して、購入価格を決めるという方法(利は元にあり。)も有効となるのです。

もっとも固い不動産投資をしたいのならば、キャピタルゲインが狙える出口戦略は欠かせません。