現場編2 【 逃げ場のない不動産投資 その1 】

不動産業者や建築業者にとって一番の目的はなんでしょうか?

それは、商品の販売による利益の確保です。

業者にとっては、物件が販売できる事や建築を受注する事が、最大の目的であって、
それこそが、正義であり、売れないのが悪なのです。

売れなければ、会社も立ち行かないし、社員も養えないのでありますから、命がけであり、
その為には、綺麗ごとなど言っておられず、物を売るのに手段は選ばない訳なのです。

この際の綺麗事とは、顧客第一とか消費者側に立った意見であり、
そのようなことなどよりも、自社の利益が最優先する

=多少消費者に不都合な事があったとしても、合法的に、
売りつけてしまう事が業者の正義となるのです。

それが行き過ぎた不動産投資の現場は、目先だけ良好な状況を強調し、しばらくして、
じわじわと悪化して行く状況をしっかり伝えない場当たり的なアドバイスで、
物件を販売してしまうという、最悪な状況になっているのです。

つけは、全て購入者が数年後に破裂する時限爆弾によって、最悪の場合は、
財産を全て失い、自己破産するような方もあると思います。

そういう問題先送り体質的な業者のずるい販売方法と購入者の無知が引き起こす、
最悪な状況について書いて見ようと思います。